泣いて嫌がる人がファンになったきっかけは~嫌がる人の心を動かす条件~

今日は近所の公園でスポーツフェスティバル。
お目当ては、次女の習い事にしようと思っていた合気道の体験会です。

可愛いものが大好きで、いつまでもピンクやハートやお姫様の世界ラブな次女。女王様気質で、人気者になりたいお調子者な部分もあるけど、とっても小心者で、小さな虫も怖い。一人で挑戦しに行くのは苦手です。

「ピアノ習いたい」「バイオリンも気になる」「プールで泳ぎたい」とリクエストはいくつか聞いていましたが、何でやりたいの?って聞いても、アイスが食べたいからとか、友達と一緒にいたいからとか…

好きなものを伸ばすのが大事なのは重々承知の助!!!!
でも、夫婦の見解はあえての「合気道」笑
それを真剣にできたら、また別のステージで好きなものを用意してもいいかなと。

本人は泣いて拒絶!
絶対にやりたくない!!!!!と号泣…

泣いてまでやりたくないことをさせるなんて、と、以前別の機会にもコメントされたことがあるんですけど、それでも必要だと感じて連れて行きました。

やらなくていいよ、見るだけでOKと伝え、見学スタート。

優しそうで可愛いお姉さんがいたので、合気道ってどんな感じなのかお話してもらったところ、

「ちょっとだけすみっこでやってみる?」

「うん」

と心を開いてくれて、
お姉さんを投げ飛ばした次女は笑顔になっていました

しまいには、ステージで合気道の披露を見に行き、「おねえさーん!!!かっこいいーーー!!!!♡」と黄色い声援を送り、ステージが終わってから舞台裏まで押し掛ける熱量。

なぜ、泣いていた子がここまでファンになったのか。

目次

怖いが楽しそうになった背景

次女のケースですが、懸念点は以下の通り。

・うまくできないのを人に見られるのが恥ずかしい
・怖そう
・痛そう
・可愛くない
でした。

予想外のプラスの要素
・優しくてかわいいお姉さんが、寄り添ってくれた
・痛くない
・投げ飛ばすの、なんか楽しい
・女の子も意外といる
・厳しい雰囲気がなくて、皆笑ってる
・同級生の○○くんもいた!
・わたしにもできそう

おかげで、体験一度終わった後も、
「ママ、もう一度合気道行きたい!」
と、走って武道館に行くくらいでした…母唖然…(;^ω^)

たまたま上手くいった部分もあるんですけど、
人が挑戦するのを怖がるシーンは似たようなもんなんじゃないかなって思ったりします。

必要な要素は
・心理的安全性(優しい声かけ、まずは見てもらったり、話すことや、怖がってる人の気持ちに耳を傾けることから)
・試しにやる機会
・空気感
・私にもできそうという気持ちになれること←重要!!!
・素敵なロールモデルがいること←重要!!!

なのかなと。

何かに挑戦させたい部下がいる場合、この必要な要素、ぜひちょっとお試しあれ(*‘ω‘ *)


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この記事を書いた人

奥野 実羽心のアバター 奥野 実羽心 株式会社TAYORI 代表取締役

小さい頃は物語を読むのが大好きで、小学校では毎年図書館貸し出し冊数ランキングNO1だった私。もちろん、毎日沢山読んでいたのは、マンガです(笑)リアルな人とのやりとりのシュミレーションする入り口となったマンガやアニメが未だに大好き。ストレートで看護師と保健師の国家資格を取り、10年現場で働き、急性期から慢性期、療養、終末期と一通り経験し、治療も予防も学びました。こども2人出産後、営業へ転職。上司に「どうしてそんなに反応とれるの?起業したら?外注したげるよ」と言われ、突然の起業。そこから4年で株式会社化。現在個人向けの「思考整理秘書サービス」と企業向けの人事労務コンサルティングを行い、ライフワークとして、地元倉敷の女性起業情報交換会の代表をしている。健康経営について取り組んでいると、結局人事労務の相談に流れ着いたため、最近では健康経営だけではなく、女性活躍、新人教育、管理職コーチング、オンボーディングなどの課題についても対応している。

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